超高齢社会の真実と医療崩壊の危機!いま必要な現実的生き残り対策
内閣府が公表した高齢社会白書等の推計が示すように、高齢化の進展に伴い認知症患者およびその予備軍の数は増大の一途をたどる。単なる物忘れにとどまらず、認知的機能の低下による資産凍結問題や、徘徊・介護疲れに伴う「認認介護」「ヤングケアラー」問題は、家族全体の生活基盤を容易に破壊しかねない。
国家的な優先課題として認知症対策の強化が打ち出され、共生社会の実現に向けた基本法が施行された。早期発見や予防アプローチ、地域での見守りネットワークの整備が加速しているものの、個々の家庭にかかる心理的・金銭的圧力をどこまで軽減できるかは未知数だ。家族介護者の離職を防ぐ企業側の環境整備も、待ったなしの状況を迎えている。