バジルの収穫の仕方で収穫量が激変!長く大量に採るプロの摘芯&保存術
インターネット上の情報には「バジルは花が咲いたらもう食べられないので廃棄するしかない」という極端な記述が見受けられますが、これは完全な誤解です。正しい対処法を知っていれば、開花後でも株を完全復活させることができます。
【花芽を見つけたら即座に「摘花」する】
7月〜8月になると、茎の先端に白や紫の小さな花穂(かすい)が形成されます。植物にとって開花と種作りは全エネルギーを注ぎ込む最終ミッションです。花を咲かせたまま放置すると、葉への栄養供給が完全に断たれ、葉は硬く苦くなり、株は役目を終えて急速に枯死へ向かいます。
そのため、花芽が見えた瞬間に、花穂の下にある葉2枚ごと切り落とすことが鉄則です。花を咲かせないことで、植物に「まだ成長期である」と錯覚させ、栄養成長(葉を増やす活動)を継続させることができます。
【夏を乗り切る「切り戻し」のタイミングと劇的再生術】
真夏の暑さで株全体が伸び散らかり、下葉が落ちて形が崩れてきたら、7月下旬から8月上旬にかけて「強剪定(切り戻し)」を決行します。
株全体の草丈を、地面から約1/2から1/3の高さまでバッサリと切り戻してください。その際、必ず緑の元気な本葉を数枚残すのがポイントです。切り戻し後にたっぷりと水と追肥を与えれば、秋の適温期(9月〜10月)に向けて柔らかく色鮮やかな新芽が一斉に吹き返し、2度目の収穫ピーク(秋バジル)を堪能できます。