なぜ日本の生理食塩水が選ばれる?赤ちゃん・鼻うがいに安心な理由を徹底解説!
ネット上では「生理食塩水の作り方:水1リットルに食塩9グラムを溶かすだけ」といった情報が数多く出回っています。確かに計算上の塩分濃度は0.9%になりますが、医療・衛生の現場からは「水道水を使った安易な自作は極めて危険」という警告が発せられています。
最大のリスクは、日本の水道水であっても微量に生息する可能性がある自由生活性アメーバ(フォーラーネグレリア等)や雑菌の混入です。通常の飲用では胃酸によって死滅しますが、鼻粘膜から直接侵入した場合、嗅神経を通じて脳へ達する重大な感染症を引き起こす恐れが海外の医学論文等でも多数報告されています。
もしどうしても自宅で生理食塩水を調製する場合は、一度5分以上しっかりと沸騰させて冷ました湯、または日本薬局方の精製水を使用しなければなりません。また、防腐剤が入っていないため、調製した溶液は24時間以内に使い切るのが絶対条件です。保存容器のノズル部分に付着した雑菌が数日で数万倍に繁殖するため、衛生管理に自信がない場合はドラッグストアの使い切り製品を選ぶのが最も安全です。