医師が教える頭痛薬の正しい選び方|ロキソニン・イブ・カロナール比較

医師が教える頭痛薬の正しい選び方|ロキソニン・イブ・カロナール比較の基本情報から最新動向までをわかりやすく整理しました。

「いつも飲んでいる頭痛薬が今日はまったく効かない」という場合、頭痛のタイプと薬の作用機序がミスマッチを起こしている可能性が考えられます。一次性頭痛の二大巨頭である片頭痛と緊張型頭痛は、痛みの発生源が根本から異なります。

ズキズキと脈打つような痛みが特徴の片頭痛は、脳の血管が急激に拡張し、周囲の三叉神経が刺激されて神経ペプチドが放出されることで起こります。光や音、匂いに過敏になり、吐き気を伴うケースも少なくありません。片頭痛に対しては、血管拡張に伴う急激な炎症を抑えるため、即効性の高いロキソプロフェンやイブプロフェンが適しています。痛みが本格化する「予兆期〜初期」の段階で素早く服用することが奏効の鍵を握ります。

一方で、頭全体がギューッと締め付けられるように重く痛む緊張型頭痛は、長時間のデスクワークや精神的ストレスによって首や肩、頭部の筋肉が収縮し、血流が悪化して老廃物が蓄積することが主因です。この場合、消炎鎮痛薬で痛みを一時的にブロックするだけでなく、入浴やストレッチで血行を促すことが根本的な改善につながります。胃に負担の少ないアセトアミノフェンを頓服として使いつつ、筋肉の緊張をほぐす漢方薬やビタミン剤を併用するアプローチが医師からも推奨されます。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。