桂歌丸の最後と壮絶な闘病記|最期の言葉と妻へ遺した覚悟の真実

話題沸騰中の 桂歌丸の最後と壮絶な闘病記|最期の言葉と妻へ遺した覚悟の真実について、主要な情報を分かりやすく掲載しています。

2016年5月22日、日本テレビ系『笑点』は放送50周年を迎える節目の生放送を行いました。この放送をもって歌丸は番組の司会を勇退。これが事実上の桂歌丸 笑点ラスト出演(レギュラー司会として)となりました。

世間では「体力低下による全面引退」と受け止められがちでしたが、本人が明かした笑点司会引退理由の本質は正反対でした。歌丸自身が当時の記者会見で語った言葉は極めて明瞭でした。「司会を引退しても、落語家を引退するわけではありません。むしろ、残されたわずかな時間と体力を、すべて古典落語の稽古と高座に注ぎ込みたい」。

当時の生放送で行われた最後のあいさつでは、「50年間、本当にお世話になりました。今日で司会からは退きますが、落語は死ぬまでやり続けます」と宣言。後任の6代目司会者・春風亭昇太へ座布団を引き継ぐと同時に、自身は番組の「終身名誉司会」へと就任しました。全国区の人気番組という巨大な看板を手放してまで、原点である寄席の板の上に命を懸ける道を選んだ瞬間でした。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。