杉本達治知事は何をした?実績や評判と原発・新幹線政策を徹底検証

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杉本知事の名前が全国ニュースで話題となる契機となったのが、「原子力政策」と「北陸新幹線」をめぐる強気な発言です。

福井県は全国最多となる15基(廃炉含む)の商用原子炉が集中する地域です。杉本知事は、運転開始から40年を超える美浜3号機、高浜1・2号機の再稼働判断において、単なる国の要請受け入れにとどまらず、「使用済み核燃料の県外搬出先の具体化」を必須条件として突きつけました。当時の定例会見や特番インタビューでは、「約束が守られなければ、運転を認める前提が崩れる」と明言。関西電力幹部や経済産業大臣に対し、確約を取り付けるまで容易に首を縦に振らない姿勢を貫きました。

北陸新幹線をめぐっても、敦賀以西(小浜・京都ルート)の早期着工を国に激しく迫り、「新幹線ネットワークが途切れることは福井県のみならず国家的な損失である」と主張。関西・中京圏からの利便性低下を懸念する声に対しても、国鉄時代のスキームに縛られない財政措置を求めるなど、官僚出身ならではの緻密な論理構成で直談判を行う姿が注目を集めました。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。