「ラヴ・イズ・オーヴァー」の歌姫・欧陽菲菲が魅せる現在の真実
欧陽菲菲の人生を語る上で欠かせないのが、2016年に他界した最愛の夫・式場壮吉氏の存在である。元伝説的レーシングドライバーであり、実業家や医学ジャーナリストとしても知られた式場氏との結婚生活は、40年近くに及ぶ深い信頼と愛情に満ちたものだった。
東京と台北を行き来しながら互いを高め合ってきた二人の絆は、パートナーが旅立った今も彼女の心の芯を支え続けている。台北の自宅には、今も夫婦で過ごした輝かしい日々の写真が大切に飾られており、折に触れて夫の思い出を語る彼女の眼差しは慈愛に満ちているという。深い喪失感を乗り越えた先に手に入れた静寂こそが、現在の彼女の優雅な佇まいの源泉となっている。