スパークリングワインの安全な開け方|コルクを飛ばさず固い時も解決

スパークリングワインの安全な開け方|コルクを飛ばさず固い時も解決に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

パーティーの現場で最も焦るのが、「コルクが固すぎてビクとも動かない」「力を入れたらコルクの上半分だけがちぎれて折れた」というアクシデントです。ネット上では危険な自己流テクニックも散見されますが、現場のプロが実践する安全なリカバリー方法を解説します。

まず、スパークリングワインに一般的なワイン用のスクリュー栓抜き(ソムリエナイフ)を使うのは基本的に厳禁です。瓶内が高圧なため、スクリューを差し込んだ瞬間にコルクが破裂したり、ガラス瓶の首が割れる危険があります。

【コルクが固くて開かない時の裏技】

1. ゴム手袋や滑り止めシートを活用する:手のひらの摩擦力を最大限に高めるため、キッチン用のゴム手袋を着用してコルクと瓶底を握ります。握力が弱い方でもこれだけで簡単に回るケースが全体の8割を占めます。

2. 瓶の首(ガラス部分)だけをぬるま湯で15秒温める:コルク本体にお湯をかけるのではなく、瓶口のガラス外側だけを約40℃前後のぬるま湯に浸すか、温めた濡れタオルを巻きます。ガラスが熱膨張でミクロン単位で広がり、コルクとの密着が緩みます。

【コルクが途中で折れてしまった場合の対処法】

コルクの上部だけがもげて下部が瓶内に残ってしまった場合、まずはボトルが十分に冷えていることを確認します(冷えていないと危険なため、再度氷水に15分浸けてください)。その上で、ボトルを斜め45度に保ち、ソムリエナイフのスクリューを中心ではなく「コルクの端、ガラスとの隙間近く」に斜めにゆっくり差し込みます。内部の炭酸ガスを少しずつ逃がす隙間(ベント)を作り、圧力が抜けたのを確認してから慎重にテコを使って引き上げます。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。