わずか10秒結束!トリプルエイトノットが現場ですっぽ抜ける真相と対策

話題沸騰中の わずか10秒結束!トリプルエイトノットが現場ですっぽ抜ける真相と対策について、多角的な視点を整理して公開しています。

万能に見えるトリプルエイトノットだが、その構造ゆえに越えられない物理的な限界と明確なデメリットが存在する。これらを無視して中型魚・大型魚狙いに流用することは極めて危険だ。

最大のデメリットは、ライン番手が太くなるにつれてコブが幾何級数的に巨大化する点にある。PE0.8号を超え、リーダーが3号(12lb)以上になると、結び目の折り返し部分が硬く太いコブとなり、キャスト時にマイクロガイドへ激しく衝突する。これによりティップの破損を招いたり、ガイドリング内部のSiC・トルザイトを傷つけるリスクが生じる。

さらに、根掛かりを外そうと強く引っ張った際、高確率で結束部から破断するという構造的弱点がある。FGノットであればリーダーとルアーの結束部(スナップ側)から切れてリーダーが残ることが多いが、トリプルエイトノットは結束強度が約80%であるため、リーダー本線よりも先にノット部が飛んでしまい、毎回リーダーを結び直す羽目になるケースがある。手返しを重視したはずが、根掛かりの多いポイントではかえってタイムロスを招く事態になりかねない。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

アングラー個々の釣行スタイルやターゲットによって、トリプルエイトノットを採用すべきか否かの境界線は明確に分かれる。

【トリプルエイトノットを迷わず選ぶべきアングラー】

  • アジング、メバリング、ハゼクラなどのウルトラライトゲーム(PE0.4号以下)を楽しむ人
  • ナイトゲームでヘッドライトの光を極力海面に向けず、手早くリーダーを復帰させたい人
  • 編み込み系ノットが苦手で、釣行前の準備や現場でのノット組みにストレスを感じている初心者
  • 短時間の時合に全集中し、手返しの速さを最優先して釣果を伸ばしたい実践派

【別のノット(FGノット等)を選択すべきシチュエーション】

  • シーバス、エギング、ショアジギングなどPE0.6号以上・リーダー8lb以上を使用する釣り
  • 磯場や消波ブロック帯で、ドラグをフルロックして大型魚の突進を止めなければならない過酷なフィールド
  • ロングリーダー(2m以上)をリールのスプール内部まで巻き込んでフルキャストする遠投スタイル
中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。