弾痕と焦げ跡が生む臨場感!プロが教えるガンプラダメージ加工術

弾痕と焦げ跡が生む臨場感!プロが教えるガンプラダメージ加工術に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

削り出しで出来上がった傷を本物の金属に見せるためには、緻密なウェザリングが欠かせない。削った凹みの底にはブラックやガンメタルを乗せ、奥行きを強調する。その周囲に焼鉄色やシルバーをドライブラシ手法で軽く乗せることで、装甲の塗装が剥がれ落ち、下地の金属が露わになった情景が眼前に現れる。

また、焦げ跡や煤(すす)の表現には、スモーキーな艶消しブラックやアクリル塗料のウォッシングが威力を発揮する。弾痕の中心から風や機体動作の方向へ向かって薄く塗料を流すことで、戦闘中の躍動感がパーツ上に固定されるのだ。塗料の塗布量を少しずつ調整しながらレイヤーを重ねる色彩の組み立てが、静止したプラモデルに迫真の臨場感をもたらす。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。