皮膚呼吸の謎から猛毒の秘密まで!知られざるカエルの驚愕生態
鮮烈なコバルトブルーや眩いイエロー。中南米の熱帯雨林に生息するヤドクガエルは、見る者を惹きつける美しさと同時に、一滴で成人男性数十人の命を奪うほどの強力な神経毒を皮膚から分泌している。かつてチャールズ・ダーウィンが唱えた自然選択説の観点から見ても、彼らの警告色は天敵に対する究極のアピールだ。
しかし、衝撃的な事実がある。彼らは生まれつき体内で毒を作っているわけではない。野生下で食べるアリやダニなどの節足動物から毒素を摂取し、体内で濃縮・蓄積しているのだ。飼育下で無毒の餌を与えられて育った個体には毒がないという事実は、進化における環境適応の妙を感じさせずにはいられない。