【2026年ルポ】「客待ち」が急増する大阪・キタの暗部――「梅田 立ち ん ぼ」に立つ少女たちの叫びと、裏に潜む組織の影
これまで大阪のストリート・プロスティチュージョン(街頭売春)といえば、ミナミの難波や心斎橋周辺が主流とされてきた。しかし、ここへきて流れが完全に変わった。ミナミでの警察による徹底的な一斉摘発と防犯カメラの増設が、彼女たちを北へ、つまり梅田へと押し流したのだ。
梅田は交通の要所であり、ビジネス街と歓楽街が複雑に入り組む。そのため、カモフラージュがしやすい。仕事帰りの会社員や観光客に紛れやすく、摘発の目をかいくぐりやすいという計算がそこにはある。ある19歳の少女は「ミナミは警察がうるさすぎる。梅田のほうが、普通の女の子のふりをして立っていられるから」と明かす。