なぜ消えた?平和記念資料館の蝋人形が語る被爆の真実と撤去の真相
多くの人が気にかけている「撤去された人形の現在地」だが、廃棄されたわけではない。広島市および資料館の厳重な収蔵庫において、歴史資料の一部として大切に保管されている。
広島市の松井一實市長は、展示更新にあたって市民や被爆者団体からの様々な意見を受け止めつつ、資料としての保存を明言した。現時点で常設再展示の計画はないものの、戦後の広島がどのように原爆被害を可視化し、平和教育を行ってきたかを示す貴重な「展示史の証人」として、その価値は今なお失われていない。