名作『ローマの休日』の聖地へ!最新規制と絶景スポットを現地報告
この場所を世界的な聖地へと押し上げたのは、間違いなく1953年の名作映画『ローマの休日』だ。不朽のロマンティック・コメディとして今なお愛される本作で、可憐な王女を演じたオードリー・ヘプバーンと、新聞記者役のグレゴリー・ペックが魅せた化学反応は、世界中の人々の心に「ローマへの憧れ」を刻みつけた。
しかし、半世紀以上の時を経て、その人気は観光公害(オーバーツーリズム)という現代の病理を生み出すこととなった。世界遺産を管理するユネスコからも保全への警告が発せられる中、行政と住民は歴史的価値の維持に苦心している。映画が残したロマンの遺産と、現代の持続可能な観光との間で、完璧なバランスを模索する戦いが続いている。