鼓膜が破れる痛みは激痛だけじゃない?無痛の真相と自然治癒・治療法

鼓膜が破れる痛みは激痛だけじゃない?無痛の真相と自然治癒・治療法の具体的な内容に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

鼓膜に穴が開く状態を医学的に「鼓膜穿孔(こまくせんこう)」と呼びます。鼓膜が破れた際に出現する代表的な症状には、以下のような特徴があります。

まず自覚しやすいのが難聴と耳閉感(耳が詰まったような感覚)です。鼓膜は音の振動を耳小骨へ伝える太鼓の皮のような役割を果たしているため、穴が開くと振動効率が低下し、膜に開いた穴の大きさに比例して音がくぐもって聞こえるようになります。

あわせて、金属音のような「キーン」「ジー」という耳鳴りや、自身の声が耳の中で不自然に響く自声強調が起こることも特徴的です。また、綿棒に鮮血が付着したり、耳垂れ(浸出液)が外耳道から漏れ出てきたりするのも穿孔の決定的なサインといえます。

なお、中耳炎の治療で行われる「鼓膜切開」の痛みを心配される方も多いですが、医療現場では十分な局所麻酔液を浸透させてから微小な切開を加えるため、処置時の痛みはチクッとする程度に抑えられます。むしろ切開によって中耳の炎症圧が逃げるため、術後はズキズキとした頭痛のような痛みが劇的に和らぎます。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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