使用期限切れの薬は飲める?健康被害リスクと最新の正しい捨て方
一口に薬と言っても、ドラッグストアで購入する一般用医薬品(OTC医薬品)と、医師の診察を経て調剤される処方箋医薬品では、期限の考え方が大きく異なる。市販の一般用医薬品の外箱に記載されている日付は、未開封の状態で品質が保たれる期限を指す。一度開封すれば、空気中の湿気や酸素に触れるため、表示期限に関わらず早めの消費が求められる。
一方、医療機関で手にする処方箋医薬品には、原則として外箱のような長期の有効期限は当てはまらない。これらは「処方された日数分で使い切ること」を前提として調剤されているためだ。関係機関が定める医薬品安全使用ガイドラインでも、症状が治まったからといって残薬を保管し、後日自己判断で再利用する行為は厳しく戒められている。