家鋪さくらの現在とは『殉愛』騒動と裁判の後に選んだ静寂の全貌
この騒動の中核にいたのが、執筆を担当したベストセラー作家の百田尚樹氏と、出版元である幻冬舎の社長・見城徹氏である。
百田氏が手がけた『殉愛』は、看病に捧げたさくら氏の献身的な愛を「純愛」として描いたノンフィクションとして鳴り物入りで発売された。幻冬舎の強力なプロモーションも手伝い、発売直後から爆発的な売上を記録。しかし、そこに描かれた闘病の裏側や人間関係の描写に対して、異論が相次いで噴出することになる。
ノンフィクションとしての正確性や客観性が問われる中、百田氏や幻冬舎側は表現の正当性を主張。しかし、ネット上での検証作業やメディアによる追及が加速するにつれ、単なる一書籍の賛否を超えた社会現象へと拡大していった。