コロナ後に続く謎の焦げ臭…異臭症のメカニズムと嗅覚リハビリ術

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嗅覚の異常を「そのうち治るだろう」と放置するのは得策ではない。厚生労働省の後遺症対応手引きや、日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会が公表している診療指針では、急性期症状が消失してから2〜4週間以上経過しても異臭や脱失が続く場合、専門医による確定診断を受けることが強く推奨されている。

とりわけ、食事の摂取量が著しく落ちて体重減少を招いているケースや、激しい抑うつ感を伴う場合は、感染症内科学や耳鼻咽喉科の連携による早期介入が欠かせない。内視鏡による鼻腔内の器質的病変の除外、基準嗅覚検査や静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)による客観的な神経機能の評価を経て、適切な治療計画が立てられる。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。