疾風の元箱根王者は今どこへ?服部弾馬が切り開く新境地と挑戦
いまファンの間で最も熱い議論を呼んでいるのが、本格的なフルマラソンへのステップアップだ。兄の勇馬がすでにマラソン日本代表として世界の舞台を経験している中、弾馬自身も42.195キロという過酷な距離への挑戦を視野に入れ、着実に身体を作り変えている。
トラックで培った5000メートルや10000メートルの圧倒的走力は、現代マラソンにおいて最大の武器になる。高速化が進む世界の潮流において、ラストの競り合いで勝ち切るスピードを持つランナーは極めて貴重だ。日本陸上競技連盟が設定する厳しい派遣標準記録や選考レースの壁を越えるため、ロードでの距離耐性を極限まで高める挑戦が続いている。