なぜ兆楽に惹かれるのか?渋谷の町中華が誇るルース炒飯と芸人の絆
兆楽を語るうえで絶対に外せないのが、お笑い芸人たちとの深い関わりだ。すぐ目と鼻の先には、若手芸人の登竜門として知られる「ヨシモト∞ホール」が位置している。吉本興業所属の芸人たちが舞台の合間や出番終わりに駆け込み、腹を満たしてきた歴史は極めて長い。
かつて『アメトーーク!』で特集が組まれた際、ケンドーコバヤシやくっきーをはじめとする実力派芸人たちが熱弁を振るったことで、その知名度は全国区へと跳ね上がった。現在ではTVerでの見逃し配信やNetflixなどの動画プラットフォームを通じて過去のアーカイブや関連番組に触れた若い世代、さらにはインバウンドの観光客までもが聖地巡礼として詰めかける。舞台でスベった夜も、大爆笑をさらった昼も、芸人たちの汗と涙を兆楽のカウンターはずっと見守り続けてきた。