風化と永遠が交錯する陶美:井口大輔が「銹陶」で描く土の記憶と世界的新潮
土は地球の構成要素であり、やがて風化して自然へと帰る運命を持っています。井口大輔が追求する「銹陶」は、儚いものや変化していくものの美しさ、すなわち日本の伝統的審美眼である「侘び寂び」の現代的解釈です。
「古びていくこと」「錆びること」を否定せず、そこに刻まれる時間の価値を肯定する。東京・Sokyo Galleryなど一流ギャラリーでの展開も含め、井口大輔の造形美は新たな表現の領域へと進み続けています。