変貌する南シナ海、西沙諸島の軍事要塞化が突きつける日本の危機
民間衛星企業が捉えた最新の超高解像度画像は、軍事専門家たちに戦慄を走らせた。これまで確認されていた滑走路の周辺に、地下深くへ続く強化コンクリート製の弾薬庫とみられる構造物が複数新設されているのだ。人工島の沿岸部には大型揚陸艦が接岸可能な深水埠頭が整備され、対艦巡航ミサイル「YJ-12」の配備を示す熱源反応も観測された。
領有権を争うベトナムは沿海警備隊を増派し警戒を強めるが、中国側の圧倒的な物量を前に消耗戦を強いられている。サンゴ礁を強引に埋め立てて造成された広大な人工地盤は、もはや仮設の観測所ではない。恒久的な航空基地であり、南シナ海全域を常時監視・制圧するための不沈空母そのものだ。