ラムとマトンの違いとは?月齢や味の差からホゲットの真相まで徹底解明
健康志向の高まりとともに羊肉が注目を集める背景には、他の畜種肉(牛・豚・鶏)と比較して突出した栄養学的プロファイルがあります。特にラムとマトンを比較した場合、成分数値には明確なコントラストが現れます。
文部科学省の「日本食品標準成分表」および食肉分析データに基づき、両者の主要な栄養価を整理した比較表が以下となります。
なかでも注目に値するのが、ミトコンドリア内への脂肪酸輸送を担うアミノ酸誘導体「L-カルニチン」の量です。赤身の筋肉組織で合成・貯蔵されるため、運動量の多い成羊であるマトンには、ラムの約2.5倍、豚肉の約6倍以上ものL-カルニチンが含まれています。
さらに、羊の脂質は融点が約44℃〜49℃と極めて高く、人間の体内温度では溶けにくい性質を持っています。胃腸内で液状化しにくいため腸管からの脂肪吸収率が比較的抑えられるとされ、ダイエッターやボディメイクに取り組む層から支持を集める科学的根拠となっています。