Snsで急増する「人生何周目?」というパワーワード。タイパ至上主義の2026年、若者があえて“悟る”心理の裏側
この波は、当然ながらビジネスの現場にも押し寄せている。企業の採用担当者や管理職からは、「最近の若手は手がかからないが、何を考えているか分からない」という戸惑いの声が絶えない。指示を出す前に意図を察し、完璧な成果物を出す新入社員。彼らの前では、昭和的な「背中を見て育て」という精神論は一切通用しない。
しかし、一方で彼らは会社への帰属意識が極めて薄い。少しでも非効率的で成長が見込めないと判断すれば、驚くほどあっさりと会社を去る。彼らににとって、一つの組織に執着することは「人生の周回ルート」として非効率極まりないからだ。