2026年、公立校の概念が変わる——「緑ヶ丘小学校」が挑む地域創生と新時代学びの最前線
グラウンドの一角に設けられたアグリ・ラボでは、次世代の「食農教育」が繰り広げられている。温度や土壌水分、日照量をセンサーで常時モニタリングするスマートハウスで、子どもたちは野菜やハーブの栽培を行っている。環境データを分析し、どうすれば生育が良くなるのかを自ら仮説を立てて検証する取り組みだ。
収穫された作物は給食の食材として使われるだけでなく、児童自らがパッケージデザインや価格設定を行い、地元の道の駅やマルシェで販売するイベントも企画されている。流通や経済の仕組みを身をもって体験するこの探究授業は、机上の学習では得られない生き生きとした学びの場を提供している。