天下無双の名香「蘭奢待」とは?信長が切り取った理由と隠された暗号の真実

天下無双の名香「蘭奢待」とは?信長が切り取った理由と隠された暗号の真実の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

蘭奢待の表面には、過去に切り取られた痕跡を示す付箋が複数残されています。一般に広く認知されている3名のほかにも、歴史上切り取りに関わったとされる権力者は複数存在します。蘭奢待切り取った人物一覧とその詳細は以下の比較表の通りです。

切り取った人物時期・年代切り取ったとされる規模・痕跡歴史的背景と政治的意図足利義満(伝承)応永年間(14世紀末)記録のみ(付箋なし)南北朝合一を果たし、武家最高峰の権力を確立した誇示とされる。足利義教(伝承)永享元年(1429年)記録のみ(付箋なし)「万人恐怖」と恐れられた強権将軍が、就任直後に威光を示す目的で実行。足利義政寛正6年(1465年)「足利義政拝切」付箋あり幕府権威の動揺を防ぎ、東山文化の主宰者としての格式を高める政治演出。織田信長天正2年(1574年)一寸(約3.8cm)四方×2個
「織田信長拝切」付箋あり足利将軍家を追放後、自らが新時代の唯一の支配者であることを天下に宣明。明治天皇明治10年(1877年)「明治十年拝切」付箋あり王政復古を遂げた近代国家日本において、皇室の正統性と伝統文化の継承を宣言。

現物の木肌には、明確に誰がいつ切り取ったのかを示す3枚の付箋(足利義政・織田信長・明治天皇)が確認できます。それ以外の箇所にも削り取られた痕跡が散見されますが、公式な調査記録として特定されているのはこの三大権力者によるものです。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。