アブミ骨:人体最小の骨が秘める驚異的な音の世界

アブミ骨:人体最小の骨が秘める驚異的な音の世界の全貌を詳しく解説してご紹介します。

慢性中耳炎、特に真珠腫性中耳炎では、アブミ骨が侵食される危険がある。真珠腫は角化扁平上皮が中耳に侵入して形成される腫瘤で、周囲の骨を溶かしながら拡大する。アブミ骨の上部構造は特に脆弱だ。

アブミ骨が破壊されると、伝音性難聴だけでなく、内耳瘻孔が形成されることがある。この状態では、めまいや回転性眩暈が起こる。咳やくしゃみで症状が悪化することもあり、日常生活に大きな支障をきたす。

治療は真珠腫の完全除去が最優先だ。破壊されたアブミ骨の再建は、炎症がコントロールされた後に二期的に行われることが多い。自家骨や軟骨、あるいは人工材料を使ってアブミ骨を再建する技術も進歩している。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。