上野強盗事件の真相と4億円強奪の闇!逮捕された指示役と手口の全貌
一連の犯行における際立った特徴は、その凶暴性とスピードです。東上野の事件現場では、被害者を威嚇・無力化するために催涙スプレーが躊躇なく使用されました。事前に強盗の準備をしたとして逮捕されたグループからは、25歳のリクルート役の男が実行役に凶器やスプレーを直接手渡していた事実も判明しています。
過去に多発した御徒町の店舗襲撃型事件では、バールやハンマーでショーケースを叩き割り、わずか数分で商品を強奪する「スマッシュ&グラブ」と呼ばれる手口が多用されました。犯行後の逃走経路バイクやレンタカーを用いた逃走ルートは、警察の緊急配備をかいくぐるよう綿密に計算されていました。
しかし、捜査の決定打となったのは警視庁が誇る「街頭防犯カメラリレー捜査」でした。公開された防犯カメラ映像公開データには、ヘルメットや目出し帽で顔を隠した犯行グループが路地を疾走する姿や、待機していた車両に乗り換える瞬間が克明に記録されていました。犯行車両のナンバー自動読取装置(Nシステム)と防犯カメラの追跡網により、逃走先のアジトや関与車両が短期間で特定される結果となっています。