舘ひろしの学歴と生い立ち|医者の実家から千葉工大特別卒業までの真相
名門高校を卒業した舘ひろしを待っていたのは、人生最初の大きな挫折だった。実家の期待を背負い、国立大学や私立大学の医学部を受験したものの、合格を勝ち取ることはできなかった。
厳しい浪人生活は2年間に及んだ。2浪の末、医学部への道を断念することを決意した彼は、自身のもう一つの興味であった「モノづくり」と「デザイン」の道を模索し、千葉工業大学 工学部 建築学科への進学を選択する。
当時、津田沼や習志野にキャンパスを構えていた千葉工業大学での学生生活は、名古屋の厳格な実家を離れ、自由な東京圏での一人暮らしをスタートさせる契機となった。建築学科で製図や都市設計を学ぶ日々は知的な刺激に満ちていたが、同時に東京のカルチャーシーンの熱狂が、若き日の舘ひろしの心を激しく揺さぶり始めた。