なぜ15・30の次が40?テニスの点数の数え方とルールの真相

なぜ15・30の次が40?テニスの点数の数え方とルールの真相についての真相を徹底解説します。

ゲームカウントが「6-6」の同点になった場合に勝負を決着させる延長戦がタイブレーク(Tie-break)です。かつては2ゲーム差がつくまで延々とゲームを続ける「アドバンテージ・セット」が存在しましたが、選手の肉体的限界や放送枠の制約に対応するため、現在のテニス界ではタイブレークが不可欠の制度となっています。

タイブレーク中のスコアは15や30ではなく、「1、2、3...」と通常の算用数字で数え上げます。基本ルールとサーブ権の移行は以下のサイクルで固定されています。

  • 勝利条件:先に7ポイントを獲得し、かつ相手に2ポイント以上の差をつけること(例:7-5、8-6)。6-6になった場合はどちらかが2点リードするまで継続。
  • サーブの厳格な順番:最初の1ポイント目のみ「前のゲームでレシーバーだった選手」が1本だけサーブを打ちます。2ポイント目以降は相手側へ交代し「2本ずつ交互」にサービスを担当します。
  • エンド(コートサイド)の交代:両者の合計得点が「6の倍数(6点、12点、18点...)」に達するごとに、風向きや日差しの公平性を保つためコートチェンジを行います。

グランドスラム(全豪、全仏、ウィンブルドン、全米)では、最終セットが6-6に達した際に「10ポイント先取(2点差)」のスーパータイブレークを適用するルールで完全に統一されています。2026年現在の国際基準においても、過度な消耗戦を防ぎつつエンターテインメント性を最大化するこの運用がスタンダードとして定着しています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。