我修院達也の現在と失踪事件の真相!ジブリ声優秘話まで波乱の軌跡
改名後、彼の才能をいち早く見出し、全国のお茶の間にその声を浸透させたのがスタジオジブリの宮崎駿監督でした。2001年公開の歴史的メガヒット映画『千と千尋の神隠し』で、油屋で働く強欲ながらどこか憎めない青蛙(あおがえる)役に大抜擢されます。
宮崎監督は映画『鮫肌男と桃尻女』に出演していた我修院の異様な存在感とハイトーンボイスに強い感銘を受け、「青蛙の声はこの人しかいない」と直接指名しました。オーディションを経ずに決まったこのキャスティングは大成功を収め、独特のしわがれ声と高いトーンが融合した怪演は、作中でも強烈なアクセントとなりました。
その圧倒的な表現力に惚れ込んだ宮崎監督は、続く2004年公開の『ハウルの動く城』において、物語のキーマンである火の悪魔カルシファー役に再び我修院を指名します。スタジオジブリ作品で2作連続のメインキャスト起用は極めて異例の出来事でした。
「おいら消えちゃうよ!」に代表される、コミカルかつ哀愁漂うセリフ回しは我修院達也のアドリブと感情表現の賜物であり、今や世界中のジブリファンから愛される名キャラクターとしてアニメーション史にその名を刻んでいます。