血糖値スパイクとは?食後の眠気・だるさの真相と今すぐできる予防法

血糖値スパイクとは?食後の眠気・だるさの真相と今すぐできる予防法についての真相をご紹介します。

インターネット上では「血糖値を上げないために主食を完全に断つ」「糖質ゼロ生活を続ける」といった極端な言説が散見されるが、これには重大な落とし穴がある。

極端な糖質制限を長期間続けると、肝臓での糖新生(筋肉を分解して糖を作る働き)が亢進し、基礎代謝と筋肉量が落ちてしまう。その結果、たまに少量の糖質を口にしただけでも以前より激しい血糖値スパイクを起こす「耐糖能異常」を自ら作り出してしまうリスクがある。さらに、人工甘味料を多用したゼロカロリー飲料の過剰摂取も、腸内環境を乱しインスリン感受性を低下させる懸念が報告されている。

【プロの結論】生活改善に向いている人・慎重になるべき人の判断基準

食後の血糖値マネジメントは万人に必要だが、取り組み方には個人差を考慮すべきだ。

【即座に食事順序や食後運動を実践すべき人】
・食後に強烈な眠気があり、デスクワークの生産性が落ちている人
・早食い・ドカ食いの習慣があり、健康診断で境界型(空腹時血糖値100〜109mg/dL)に近い人
・運動不足で内臓脂肪や二の腕・下腹のたるみが気になり始めた人

【自己流を避け、医師に相談すべき慎重派】
・すでに糖尿病と診断され、血糖降下薬やインスリン注射治療を受けている人(低血糖発作の危険があるため運動タイミングの独断変更は厳禁)
・極度の痩せ型で栄養失調状態にある人、摂食障害の既往がある人

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。