靖国神社の本殿と拝殿の違いとは?昇殿参拝の作法や内部の秘密を徹底解剖
靖国神社の境内を進み、白木の大鳥居をくぐった先にある荘厳な建物が拝殿です。多くの参拝者が賽銭箱の前で二礼二拍手一礼を行うのはこの場所であり、いわば「神様にご挨拶をするための儀礼スペース」にあたります。
これに対し、拝殿のさらに奥に位置するのが本殿です。本殿は神霊が鎮座する最も神聖な御殿であり、日常的に扉が開かれることはなく、限られた祭祀の際に宮司をはじめとする神職のみが出入りを許されます。したがって、一般参拝者が本殿の建物内部に足を踏み入れることは原則としてできません。
ただし、一般参拝(社頭参拝)と一線を画す昇殿参拝を申し込むと、参拝者は拝殿の中に昇り、お祓い(修祓)を受けたのち、拝殿の奥にある本殿の間近まで進んで玉串を捧げることができます。普段見上げるだけの拝殿を通り抜け、本殿を正面から拝する特別な参拝形式が昇殿参拝です。