この紋所が目に入らぬかは誰が言う?名セリフ全文と歴史の意外な真相

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「この紋所が目に入らぬか」という決定的な決め台詞を口にし、懐から徳川三つ葉葵の印籠を突き出す人物は、ズバリ格さん(渥美格之進)です。助さん(佐々木助三郎)と混同されがちですが、劇中における2人の役割とキャラクター造形には明確な境界線が引かれています。

TBS系列のナショナル劇場で1969年から2011年まで放送されたレギュラー版全43部(通算1227話)において、2人のコンビネーションは常に計算し尽くされていました。軟派で女性に甘く、華麗な剣術で敵を薙ぎ払う「動」の助さんに対し、格さんは硬派で生真面目、空手や柔術など素手での力技を得意とする「静と剛」の武士です。

クライマックスの立ち回りが佳境に入ると、まず助さんが「静まれ、静まれ!」と大音声で立ち回りを制止。その隙に格さんが前面へ進み出て、懐から取り出した印籠を高々と掲げながら「この紋所が目に入らぬか!」と一喝します。続いて助さんが光圀の正体を明かす口上を述べ、最後に格さんが「控え居ろう!」と平伏を迫る流れが鉄壁のフォーメーションとなっています。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。