1人で絶対にほどけない!プロ直伝「指の包帯の巻き方」と応急処置
指の怪我は単なる切り傷だけでなく、内部の骨や靭帯にダメージを負っているケースが多々あります。症状に合致しない誤った処置は症状悪化を招くため、正しい知識が不可欠です。
球技などで頻発する突き指の包帯・固定方法や指の捻挫におけるテーピング巻き方では、「バディテーピング(隣接指固定法)」が最も実用的です。負傷した指の隣にある健康な指を天然の「添え木」として利用し、2本の指を一緒にテープや伸縮包帯で巻き合わせます。これにより、指のねじれを防ぎながら最小限の可動性を確保できます。なお、「突き指をしたら引っ張って治す」という昔の俗説は、靭帯や腱断裂を招く極めて危険な行為であるため絶対に避けてください。
万が一、指が不自然な方向に曲がっている、激痛で動かせないといった指の骨折が疑われる応急処置では、無理に真っ直ぐ戻そうとしてはいけません。段ボールや割り箸、アルミ製スプリントなどの硬い添え木を指の腹側に当て、変形したそのままの角度で包帯を優しく巻き付けて固定します。指の怪我の応急手当としては、無理な圧迫を避けつつ心臓より高い位置に指を保持し、速やかに整形外科専門医の診察を受ける体制を整えることが肝要です。