10月の鼻水・咳は風邪じゃない?秋花粉の正体と撃退法を徹底解剖
主要SNSや医療相談掲示板を分析すると、「毎年10月になると風邪をひいて長引く」「総合感冒薬を1箱飲み切っても喉のイガイガが消えない」といった切実な書き込みが数多く確認できます。都内の耳鼻咽喉科クリニックに勤務する医師は、診察現場での傾向について次のように警鐘を鳴らします。
「10月に受診される患者さんの約4割は、ご自身を『こじらせた風邪』だと思い込んで来院されます。しかし、鼻腔内を内視鏡で確認すると、粘膜は赤く腫れる風邪の所見ではなく、アレルギー反応特有の『蒼白で浮腫状』な状態になっているケースがほとんどです。市販の風邪薬に含まれる抗ヒスタミン成分で一時的に鼻水が止まるため、かえって誤認が固定化し、受診が1ヶ月以上遅れて気管支炎手前まで悪化してしまう例も散見されます」
知恵袋やコミュニティサイトでも、「ジョギングで河川敷を走った翌日から呼吸が苦しくなる」「子供が原っぱで遊んだ日の夜に猛烈に目をこすっている」といった具体的なシチュエーションが共有されています。春の受粉シーズンと異なり、草本花粉は「自分の足元」に群生しているため、知らぬ間に濃厚な花粉ゾーンへ足を踏み入れている実態が浮き彫りとなっています。