ソフトテニス実業団一覧: 企業スポーツの光と影を追う
実業団選手の日常は想像以上に過酷だ。朝8時に出社し、午後5時まで通常業務。その後、練習施設に移動して夜9時まで本格的なトレーニング。
「仕事とテニスの両立は正直きつい」と漏らす選手は少なくない。営業職に配属された選手は、日中の外回りで体力を消耗した後、夜間に高強度の練習をこなす。事務職でも、締め切りに追われながら練習時間を確保する調整は容易ではない。
それでも続ける理由
それでも選手たちが実業団を選ぶ理由がある。プロツアーが確立されていないソフトテニス界では、実業団が唯一の「競技を続けながら生活できる場所」だからだ。
大学卒業後、競技を諦めて一般就職する選手は多い。しかし実業団に入れば、給与をもらいながら全国トップレベルの環境で競技を続けられる。引退後も企業に残れる保証がある点は、将来への不安を大きく軽減する。