1日100回交尾?ライオンの驚異的な回数と痛がる生態の真相
ライオンの交尾の様子を観察していると、行為の終盤にメスが牙をむき出しにして激しく唸り声をあげ、オスに噛みつこうとする緊迫した場面が必ず見られます。メスがここまで激しく痛がるのには、ネコ科動物特有の生殖器の構造が関係しています。
オスライオンのペニスには、ケラチン(爪や髪と同じ成分)でできた「陰茎小棘(いんけいしょうきょく)」と呼ばれる後ろ向きの無数のトゲが存在します。挿入する際はスムーズに入りますが、行為が終わってペニスを引き抜く瞬間、この無数のトゲがメスの膣壁を激しく引っ掻く構造になっています。メスが怒り狂ったように威嚇するのは、引き抜かれる瞬間に走る強烈な激痛が原因です。