【Gantz】あらすじと結末の真相!黒い球体の正体と最終回を完全解説
二宮和也氏(玄野計役)と松山ケンイチ氏(加藤勝役)のダブル主演で2011年に前後編で公開された実写映画版『GANTZ』および『GANTZ PERFECT ANSWER』は、興行収入を大きく伸ばす大ヒットを記録しました。しかし、映画版は連載中であった原作と大きく異なる完全オリジナルラストを採用しています。
原作漫画が宇宙規模の侵略と神星人による冷徹なニヒリズムを描いたのに対し、実写映画版は「ガンツ球体のエネルギー枯渇(寿命)」というタイムリミットを設定。球体のバッテリーが切れると、これまで転送された全員が完全に消滅してしまうという極限状態の中、玄野計は仲間たちを救うため、自ら志願して「ガンツ球体の新たなコア(電池)になる」道を選びました。
加藤をはじめとする仲間たちが日常生活へと戻り、玄野の自己犠牲によって平穏を取り戻した世界で、球体の中から仲間たちの幸せを静かに見守り続ける玄野――という映画版のラストは、原作のハードな宇宙的虚無とは対照的に、切なく美しいヒューマンドラマとして高い評価を受けました。原作の圧倒的なスケール感と、実写版のスマートな情緒的着地は、どちらも異なる魅力を持った傑作アレンジと言えます。