おふろの王様志木店が突然閉店した真相と跡地の今を独自調査
2002年の開業以来、志木市柏町エリアの生活導線に深く根付いていたおふろの王様 志木店。閉館がアナウンスされた当時、地元利用者の間には大きな衝撃が走りました。閉店の決定打となった主要因は、大きく分けて3点存在します。
第一に挙げられるのが、土地および建物の定期賃貸借契約の満了です。大規模な温浴施設は20年スパンの事業用定期借地契約を結ぶケースが多く、志木店も契約満了の節目を迎えていました。第二に、開業から約20年が経過したことによる給排水設備やボイラー設備の老朽化です。温浴施設の大規模改修には数億円単位の莫大な資本投下が必要であり、投資回収の採算性が厳しく問われる局面でした。
さらに、当時の生活様式の急変やエネルギーコスト高騰の予兆が経営判断を後押ししたと見られています。惜しまれながらの幕引きとなった最終営業日には、開店前から多くの常連客が詰めかけ、名残を惜しむ声が館内に溢れました。