なぜガソリンが高いのか?高騰の決定打と税の闇&節約術を徹底解明
多くのドライバーが最も理不尽さを感じるのが、ガソリン価格に含まれる税金の多重構造です。レギュラーガソリン1リットルあたりの価格の内訳を詳細に分解すると、驚くべき税金比率の実態が浮き彫りになります。
ガソリンには「本則税率(28.7円/L)」に加え、1970年代の道路整備財源確保を目的に上乗せされた「暫定税率(25.1円/L)」が課されており、合計で53.8円/Lのガソリン税(揮発油税+地方揮発油税)が課されています。さらに石油石炭税(2.8円/L)や温暖化対策税も加算されます。
最大の問題はガソリン二重課税(タックス・オン・タックス)です。ガソリン税が含まれた合計金額に対して10%の消費税が課税されているため、「税金に対して税金を払わされている」構造になっています。業界団体や有識者から長年見直しが求められているものの、貴重な一般財源として手放したくない政府・財務省との間で議論は平行線を辿っています。