エアロゾル感染とは?飛沫・空気感染との決定的な違いと今すぐできる対策
エアロゾルが持つ最大のリスクは、エアロゾル感染の到達距離が従来の「2メートルの壁」を容易に越えてしまう点にあります。
無風の密閉された部屋では、感染者が大声で話したり歌ったりした場合、微粒子は室内の空気の流れに乗って数分から長いときには数時間も浮遊し続けます。換気が不十分な部屋では、感染者から数メートル以上離れた場所に座っていたとしても、時間の経過とともに吸入リスクが累積していく計算になります。
特に注意が必要なのが、以下の条件が揃った密閉空間での感染リスクです。
- 換気設備の稼働が不十分、または窓が完全に閉め切られた部屋
- 複数人が集まり、長時間の会話や飲食を伴う環境
- 呼気中のエアロゾル発生量が増加する激しい運動や発声
屋外であれば大気の拡散によって速やかに薄まるエアロゾルも、閉鎖空間では部屋全体に滞留するため、距離を取るだけでは防ぎきれない現実があります。