桜島の噴火警戒レベルと現在地|規制エリア・避難基準と観光への影響
「桜島が噴火警戒レベル3のとき、観光に行っても大丈夫なのか?」という疑問に対しては、「指定された規制エリアを守り、風向きと降灰に備えれば十分に観光可能」というのが現地の実情に即した回答となります。
桜島の観光への影響を最小限に抑え、安全に滞在を楽しむためには、以下のポイントを事前に押さえておく必要があります。
1. 立ち入り可能エリアの把握
火口から3km以遠にある「有村溶岩展望所」や、大正大噴火の猛威を今に伝える「黒神埋没鳥居」、源泉かけ流しの足湯が楽しめる「溶岩なぎさ公園」などは、レベル3下でも通常通り開放されています。標高373mに位置する「湯之平展望所」は一般人が立ち入れる最高地点ですが、火山活動の推移によっては一時的に進入規制が敷かれる場合があるため、現地の案内板や鹿児島市観光サイトの確認が欠かせません。
2. 降灰対策グッズの携帯
風下に位置する場合、微細なガラス質の火山灰が目や喉を刺激します。コンタクトレンズの着用者は眼鏡を持参し、簡易的な雨傘(灰よけ用)、使い捨てマスク、ウェットティッシュ、目薬をバッグに忍ばせておくだけで、突発的な降灰時でも快適に行動できます。
3. 退避壕(シェルター)の位置確認
島内の主要道路沿いや展望スペースの近辺には、コンクリート製の退避壕(シェルター)が多数設置されています。万が一、予期せぬ大きな噴石の飛来音が聞こえた際は、迷わず頑丈なシェルター内へ退避する意識を持っておくことが身を守る最大の鉄則です。