「コワモテの狂気」から国民的愛されキャラへ。遠藤憲一の知られざる下積み時代と、今明かされる“眼光”の真実
40代後半を迎え、遠藤のキャリアに決定的な転機が訪れる。2009年に放送されたドラマ『湯けむりスナイパー』での主演だ。彼が演じたのは、元殺し屋でありながら、温泉宿でひっそりと働く男。過去の罪に怯えつつも、周囲の温かさに触れて戸惑う主人公の姿は、視聴者の心を掴んだ。
「怖いけれど、実は優しいのではないか」。この作品を境に、彼に対する世間のイメージは180度覆る。バラエティ番組で見せるお茶目な素顔や、CMでのコミカルなダンス。かつての「狂気の悪役」が魅せるギャップに、日本中が虜になった瞬間だった。