2026年、旭川が旅人に魅せる「通過点」から「滞在型エリア」への劇的変化。大雪山の恵みと路地裏カルチャーが紡ぐ新たな旅情
日が落ちると、旭川はもう一つの顔を見せる。道内有数の歓楽街として知られる「3・6街(サンロク街)」だ。
昭和の雰囲気をそのまま残した「蜂角鷹(はちくま)小路」や「5・7小路 ふらりーと」には、赤ちょうちんの明かりが灯り、芳ばしい焼き鳥の香りが立ち込める。一見するとハードルが高そうに見える暖簾(のれん)も、一歩くぐれば店主や常連客が笑顔で迎え入れてくれる。地酒「男山」や「高砂」を傾けながら交わす他愛のない会話。街の温もりに直接触れる夜の体験こそ、旅の記憶に最も深く刻まれる瞬間かもしれない。