「とと姉ちゃん」モデル大橋鎭子の真実と『暮しの手帖』創刊秘話

「とと姉ちゃん」モデル大橋鎭子の真実と『暮しの手帖』創刊秘話を徹底追究! 知っておきたい 重要ポイントを分かりやすく展開します。

『暮しの手帖』の名を決定づけたのが、誌上で行われた伝説的な「商品テスト」企画だ。トースター、洗濯機、ベビーカー、靴下――。実際に市場に出回る製品を大量に買い込み、壊れるまで使い倒す破天荒な検証作業が行われた。

メーカーからの圧力や批判を恐れず、良いものは良い、ダメなものはダメと容赦なく誌面に掲載した。この公平無私な姿勢が、高度経済成長期を迎えた日本の家電メーカーの品質向上を陰で牽引したとも言われている。一雑誌の企画が国の産業構造や消費者の意識を変容させた例は、日本のメディア史においても他に類を見ない。

この強靭なジャーナリズム精神と独自の出版モデルは、現在もテレビドラマやメディア論の題材として高く評価されている。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。