洗濯機のアース線の付け方を徹底解説!端子がない賃貸の対処法も
ネット掲示板やSNS上には、重大な事故を引き起こしかねない誤った知識が散見されます。ここでは安全を脅かす3大誤解を解き明かします。
誤解1:ガス管や水道管にアース線をつないでも良い?
これは絶対にやってはならない極めて危険な行為であり、法令でも明確に禁止されています。ガス管への接続は引火・爆発の致命的な大事故を誘発します。また、水道管に関しても、近年は地中・宅内ともに絶縁性の高い塩化ビニル管(樹脂管)への置き換えが進んでおり、電気を大地へ逃がす役割を全く果たしません。
誤解2:アース線は素手で触ると感電する?
平常時、アース線には一切の電圧がかかっておらず電気は流れていません。そのため、電源プラグを抜いて作業している限り、アース線の銅線部分を素手で触っても感電することはありません。過度に恐れる必要はなく、落ち着いて芯線を整えて接続してください。
誤解3:細いアース線なら何でも流用できる?
針金やスピーカー用コードなどを代用するのは接触不良や腐食の原因になります。必ず規格に合致した「IV線(600Vビニル絶縁電線・直径1.6mmまたは断面積1.25〜2.0sq)」を使用してください。
【プロの結論】自分で作業できるケースと業者を呼ぶべき判断基準
水回りの安全対策において、自己判断の線引きは極めて重要です。以下の基準を参考に、自身での作業かプロへの依頼かを冷静に判断してください。
【自分で接続・対処してよいケース】
・コンセントプレートにネジ式またはワンタッチ式のアース端子が既に存在している
・既存のアース線が短いため、市販のIV線と中継コネクタで延長処理を行う
・アース端子がないため、コンセントに市販のプラグ形漏電遮断器を中継設置する
【必ず専門業者(電気工事士)に依頼すべきケース】
・分電盤からの専用アース線引き込みや、アース棒の屋外埋設(接地工事)が必要な場合
・コンセント自体が焦げていたり、アース端子の内部金具が激しく腐食・破損している場合
・賃貸物件で壁面コンセントプレートの交換工事を伴う場合