座薬と坐薬の違いを徹底解明!効果や成分の差と表記ルールの真相
どれほど優れた薬であっても、使い方を誤れば十分な効果は得られない。日本薬剤師会などの専門組織は、適切な保管と使用手順の遵守を呼びかけている。
まず注意すべきは保管温度だ。体内で素早く溶けるように設計されているため、主成分を抱え込む基剤は体温に近い約37度前後で溶解する。夏の室温や直射日光の当たる場所に放置すると、使う前にドロドロに溶けてしまう。原則として冷暗所、特に夏場は冷蔵庫(凍結を避けるためドアポケット付近)での保管が推奨される。
挿入時のコツも知っておきたい。手を清潔にした後、先端を少し湿らせるか水をつけると滑りが良くなり、痛みを軽減できる。先端の尖った方から深く挿入し、入れた直後に飛び出してしまわないよう、ティッシュ越しに数十秒ほど軽く押さえておくのが確実な手順だ。万が一、挿入直後に原形のまま出てきてしまった場合は、薬剤師に再投与のタイミングを相談するのが望ましい。