蜂刺され直後2分が生死を分ける!ポイズンリムーバー正しい救命術
ポイズンリムーバーに対して最も多い誤解は「これを使えばアレルギー反応も防げる」という盲信である。吸引器が取り除けるのはあくまで皮下に残存する毒液の一部に過ぎない。過去に蜂に刺された経験がある人や特異体質の人は、微量の毒素であっても全身性のアレルギー反応を引き起こす。
全身のじんましん、冷や汗、呼吸困難、血圧低下を伴うアナフィラキシーショックが発症した場合、ポイズンリムーバーによる吸引を続けても事態は好転しない。唯一の特効薬は自己注射薬であるエピペンによるアドレナリン投与だ。アレルギーの既往がある場合は迷わずエピペンを大腿前外側に筋肉注射し、即座に救急要請を行わなければならない。