名優を発掘する鬼才・小久保利子の舞台裏と最新プロジェクトの全貌
日本映画テレビプロデューサー協会をはじめ、業界内での評価を確固たるものにしてきた小久保利子。そのキャリアは決して平坦なものではなかった。制作現場の叩き上げとしてスタートし、キャスティングという職能がまだ日本で確立されていなかった時代から、自らの足と目でその重要性を証明し続けてきた歴史がある。
そして今、映画界の深層で囁かれているのが、水面下で進行している超大型サスペンス映画の存在だ。関係者への取材によると、日韓共同製作による国際的プロジェクトで、監督にはアジアの気鋭が抜擢されているという。小久保はこのプロジェクトにおいて、日本・韓国双方の実力派俳優と、全くの新人によるスリリングなキャスティングを主導している模様だ。
「既存の枠組みを根底から壊すような座組みになる」と関係者は明かす。重厚なヒューマンドラマの文脈を持ちながら、極限状態の人間の狂気を描くこの最新作は、世界配給を視野に入れた挑戦的な試みとなる。日本映画のガラパゴス化を打破する起爆剤として、早くも業界内の熱い視線が注がれている。